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尿酸値を下げる食べ物と上げる食べ物!食事の影響はどれくらいあるの?

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nyosan
前回、尿酸値が高くなるとどうなってしまうのかという少し怖い話題を取り上げましたが、今回はその高尿酸血症を改善する食事について解説していきたいと思います。
普段の生活での気遣いで大きく数値が改善することもあるので、尿酸値の数値でお悩みの方は是非参考になさってみて下さい。

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尿酸値を下げる食べ物と上げる食べ物

さて尿酸値と食べ物の関係は尿酸値が高くなる原因について書いた記事の中でお話しましたが、かんたんにおさらいすると高尿酸血症は遺伝より食生活などの生活習慣のほうが強い影響を持っていることがほとんどです。
同記事内では、尿酸値を上げてしまう食品についても紹介しています。

いわゆるこってりしたもの、旨味成分の濃いものが尿酸値を高める原因となるプリン体を多く含むということになります。
いまや発泡酒の中にも低プリン体をうたう商品も多いことから、尿酸値を高める食品が数多くあるのは皆さんよくご存知ではないかと思います。
ですが意外と知られていないのが、尿酸値を下げる効果のある食品の存在です。「プリン体が少ない」食品ではなく、尿酸値そのものの低下に効果が期待できる食品というのも実は結構身近にあるものなのです。
効果が高いとされている順にいくつか紹介すると、

1:ひじき・わかめ・昆布などの海藻類

2:大豆、ほうれん草・さつまいも・ごぼうなどの野菜

3:果物類全般

が挙げられます。ぜひ、覚えておくようにしてください。
なぜこれらの食品が尿酸値低下に一役買うのか、次の項でご説明します。

尿酸値に食事の影響はどれくらいあるものなのか?

プリン体が多く含まれる食品が尿酸値に及ぼす影響はお分かりいただけたかと思いますが、ここでは尿酸値低下に前述した食品がどう影響するかの解説をしていきます。

これらの食品、実はアルカリ性食品としてよく知られているものです。アルカリ性食品というと「健康に良い」、「いやそんなのは実は嘘だ!」などと、健康フリークの間では議論の耐えない食品でもあるわけなのですが、尿酸値改善には効果が見込めます

アルカリ性といっても食品の場合はその食品のミネラル分がアルカリ寄りである、というだけです。また血液をアルカリ性に傾ける、といった話もあるようですが、血液のpHは滅多なことでは変化しないので食事程度ではほとんど変化は無いでしょう。

ここで重要なのはアルカリ性食品と呼ばれている食品は尿のpHの変化に効果があるということです。これらの食品に限らず、尿のpHは食事によって変化します。

これも前回の記事で紹介しましたが、尿酸というのは基本的にほとんどが身体の外に排泄される物質です。それをより排泄しやすくして尿酸値を下げるのに効果的なのが、尿のpHをアルカリに傾けるということなのです。

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尿のpHが酸性に傾いていると尿酸はより結晶化しやすくなり(つまり尿に溶けにくくなる)それが積もり積もると痛風というかたちで発現してしまうことになるということです。

アルカリ性食品を摂取することの意義がおわかりになったでしょうか。
もちろんですが、尿がアルカリに傾きすぎても今度は別な病気になってしまいます。自分の身体の状態をよく確かめながら食事をコントロールしていきましょう。

尿酸値はどのくらいで下がる?期間を短期間にすることは可能?

尿酸値というのはどれくらいで変化していくのでしょうか?
これについては、はっきり言って一概に言うのは難しいのが現状です。

なぜなら人それぞれの健康状態でも変化しますし、尿酸値が高くなる原因というのは食事だけでなく肥満や他の病気、ストレスなども考えられので個人差が大きく出るためです。

一般的にはヒトの血液が完全に入れ替わるには三ヶ月ほどかかると言われています。余分な尿酸が綺麗に排出していくような身体の状態でしたら三ヶ月で尿酸値は適正になるということですが、そんなにうまくいくことは残念ながら多くはありません。

尿酸が結晶化してしまっている場合(尿酸値が基準よりも高い人はこの場合に当てはまっていることが多いですが)結晶を溶かしていって排出していかなければならないので当然三ヶ月という期間ではきかず、ずっと長い時間をかけて尿酸値をコントロールしていく必要があるでしょう。

そんなに待っていられないほど尿酸値が高い方は、すぐに病院に行き、適切な薬を処方してもらいましょう。
短期間で大きく尿酸値の改善が見込めるはずです。

しかしいくら薬でも全ての結晶を溶かしてしまうようなことはありません。一時的に下がったとしてもまたじわじわと高くなっていくことも多いのです。そのため、高尿酸血症の改善には長い期間が必要であると考えておく必要があります。

ずっと好きな物を節制して生活していかなければならないのか、というとそんなこともありません。節度を守り、工夫して生活すれば好きな食べ物やお酒を少しずつですが楽しむこともできます。
本気で高尿酸値と戦うなら、お医者さんとよくコミュニケーションを取って気を長く持ち、ゆっくりと取り組んでいきましょう

さいごに

尿酸値が高いという話は中高年になると身近でよくあるかと思いますがそれもそのはず。普段のちょっとした不摂生が実は身体に溜まっていくからなのです。

悪化してしまうと大変恐ろしい症状ですが、改善の道は多く、また成功する可能性も低くない疾患です。
気を長く持つ必要はありますが、普段の食生活に気をつかい、健康的なライフスタイルを送っていれば自然と治癒していくことも多いのです。
尿酸値が気になりだした方、それは実は身体が発している日常生活への危険のサインなのです。これを逆に良い機会と捉え、生活習慣の改善につなげていきましょう。

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