健康は大切!気になる症状・病気について正しく知ろう

病気事典

トイレが近いのは病気?原因と頻尿の中でも注意すべき症状は?

更新日:



トイレが近いと遠出した時、何かと不安ですよね?せっかくの楽しいお出掛けでも心配が先立つと心から思いっきり楽しめませんし、夜に寝ている時もトイレのために何度も目が覚めると熟睡ができません。本当につらいですよね。
頻尿はどうして起きるのでしょうか?改善する方法はあるのでしょうか?
今日は、【頻尿】についてお伝えしていきます。

スポンサードリンク


トイレが近いのは病気?原因として考えられるのは?

正常な人の尿の回数は1日6~7回といわれています。
頻尿となると、これより多くトイレに行くようになるわけですが、

頻尿と診断される目安は

「起きている時8回以上トイレに行く。2時間以上尿意を我慢できない。」このような状態が日常的に続く場合です。

そして、もしかしたら、治療が必要な病気が隠れている可能性がある場合も・・・。

例えば、膀胱の拡張がうまくいかず、容量が減少してしまう病気であれば、

「膀胱炎」
「尿道炎」
「前立腺炎」
「前立腺肥大」
「前立腺がん」
「膀胱がん」
が該当し、

尿が出しにくく、残尿感のある病気であれば

「過活動膀胱」 

ストレスによるものであれば

「神経性頻尿」(ストレスの原因が仕事の場合、仕事が休みの時には頻尿は起きません。)

などがあげられます。

「膀胱炎」は、一般的に男性より女性に多く、(膀胱内に細菌が繁殖したため起こる病気です)、「尿道炎」は、逆に男性に多くみられます(尿道の炎症によって起こります)。

また、「前立腺肥大」は、前立腺が肥大化し、尿道や膀胱が圧迫され、排尿障害が起きる病気です。

どれもどこかで名前を聞いたことがあるような病気だと思いますが、この中で、「過活動膀胱」だけ、あまり聞きなれない病名だと思いませんか?

実は過活動膀胱は、2002年に認められた新しいもので、膀胱が、過敏になって過剰に反応し排尿しようとするため、トイレを我慢できなくなる症状です。薬による治療が可能なので、この症状に思い当たる方は、病院に行って受診することをおすすめします。

他にも、

寝ている間に1回以上トイレに起きる「夜間頻尿」
というものがあります。
これは、中高年になると多くみられる症状で、膀胱容量の低下、夜間の尿量が多い、夜間に目が覚めてしまう・・・といったことが原因で起こります。

あとは、冷えからくる頻尿もあります。この場合は、体を温めることで、改善することができます

トイレが近い時の症状で注意すべきものは?

膀胱炎になると、次の症状が起こります。

1)下腹部の不快感
2)排尿時の痛み
3)残尿感
4)血尿や尿の白濁
5)むくみ

普通、薬物療法で良くなりますが、膀胱炎が悪化すると、腎盂腎炎になってしまう場合もあります。
腎盂腎炎に罹ると、発熱や腰痛といった症状を伴います。

他にも、膀胱炎の症状が長く続いたり繰り返す場合、血尿が続く場合、発熱を伴う場合は、

スポンサードリンク


「前立腺肥大症」「前立腺がん」「膀胱結石」「膀胱腫瘍」「尿道の狭窄」等

の病気の場合もあるので、
何かおかしいと思ったら、早めに受診しましょう。
病院で何科に行くかというと、膀胱炎なら内科でも大丈夫ですが、他の病気なら、「泌尿器科」をおすすめします。

また、頻尿が原因で、思わぬ事故につながることもありますので、病気の心配と併せて注意してほしいことがあります。
例えば、「夜間頻尿」です。
この症状は、夜中に何度もトイレに起きるわけですから、夜間ということで、部屋が暗かったり寝ぼけていたりで、転倒等の危険を伴います。また、睡眠不足になってしまう恐れもあり、昼間の生活に弊害が起きないとも言い切れません。

どちらにしても、頻尿は生活する上で不便なので、早めに治したいですね!

頻尿を一時的に改善する対処方法はある?

頻尿の治療は、薬物療法が主です。

漢方の場合は、六味丸(ろくみがん)・八味地黄丸(はちみじおうがん)・清心蓮子飲(せいしんれいしいん)などが、頻尿の改善に良いとされています。

薬の場合は、抗コリン薬を飲んだ人の8~9割に症状の改善がみられたとされています。
市販薬も出ていますが、医師の診断を受けて処方された薬が、やはり安心です。

また、頻尿に効くツボもあります。

小沢(しょうたく):小指の爪の外側約2ミリくらいのところ。
夜尿点(やにょうてん):掌側の小指の第一関節の中心の部分。
これらのツボを、指で刺激を加えるようにマッサージします。
このマッサージによって、外出先などで急に尿意を催した時、一時的に症状を抑えることができるようです。

指の他にも

中極(ちゅうきょく):おへそから親指の幅4本分下の部分。
仰向けになり、両手の人差し指を重ね、軽くマッサージ。

三陰交(さんいんこう):内くるぶしの部分
5~6秒押し込んで離す、これを3~5分続けてください。

それから、日頃からストレッチ等で鍛えておくこともおすすめです。
中でも以下の方法はとっても簡単なので、ぜひ試してみてください。

骨盤底筋(直腸・膀胱・尿道・子宮などを支える筋肉)を鍛える運動

仰向けに寝て、肛門をギュ~っと閉める。これを1日50回くらいやってみましょう。

また、頻尿に効く栄養素があります。

ノコギリヤシ

男性ホルモンを抑制して頻尿を改善し、女性にとっても、ホルモンバランスを改善してくれます。

ボタンボウフウ(長寿草)

抗酸化作用が高く、排尿障害の改善に効果があります。

ビタミンE

全身の血行を良くするため、トイレの回数を減らす効果があります。

プロポリス

消毒・殺菌作用に優れ、尿道炎などの炎症による頻尿に効果があります。

かぼちゃの種

抗酸化作用や炎症を抑える働きをする、「リグナン類」が含まれているので、排尿障害を改善してくれます。

即効性はあまり期待できませんが、これらを含むサプリメントを飲むのもいいでしょう。

まとめ

頻尿についてお伝えしてきましたが、意外にも思わぬ病気が隠れていることもあります。
たかがが頻尿・・・と軽く見ないで、何か変だと感じたら、ぜひ早めの受診を心がけてください。

スポンサードリンク


-泌尿器科の病気症状
-

Copyright© 病気事典 , 2018 All Rights Reserved.