健康は大切!気になる症状・病気について正しく知ろう

病気事典

咳が止まらない原因は?病院は何科にいつのタイミングで?

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咳とは、気管や気管支、肺に、ウィルスや埃や食べ物などの異物が入った時、それを出そうとする体の防御反応です。一般的には咳が出れば風邪を疑いますが、果たして本当にその咳は風邪が原因なのでしょうか?風邪だろうと思っていたら全然違う原因だった・・・ということもありえます。
今日は

  • 咳が止まらない原因として考えられることは?
  • 咳が止まらない時、病院に行くタイミングは?何科に行くべき?
  • 咳が止まらない時に楽になる方法は?

についてお伝えしていきます。

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咳が止まらない原因は?

咳が長く続き、なかなか治らない・・・
心配ですよね。これって本当に風なのか?もしかしたら、風邪以外の病気が原因なのかも・・・?

そこで、咳が出る病気をまとめてみました。

1)気管支喘息
気管支の炎症により、気道が狭くなって、空気が通りにくくなる病気。
息苦しくなり、「ゼーゼー・ヒューヒュー」と音がして、痰も伴います。

気管支拡張薬を吸入すれば治まり、軽い症状の場合は、自然と治まります。
重くなると、呼吸困難になったり、慢性化すると、どんなに治療を行っても狭くなった気道が開かなくなり
なかなか治すことが困難になるので、注意が必要です。

2)咳喘息
風邪は治ったのに、咳だけが長く続くときは、咳喘息の可能性があります。
喘息のように「ゼーゼー・ヒューヒュー」といった苦しさはないけれど、喘息に移行する場合があるので、早期治療が大切。

3)COPD(慢性閉塞性肺疾患)
気管支が炎症を起こしたり、肺胞が破壊されて肺機能が低下してしまう病気。
悪化すると、呼吸困難を発症します。
主な原因は喫煙ですが、粉じんや大気汚染によって発症することも。
また、一度破壊してしまった肺は、元には戻らないので、日頃から禁煙する等、予防が大切です。

4)百日咳
百日咳菌が、気管支や気道の粘膜に感染して起こる病気。乳幼児特有の病気でしたが、今は、大人にも増えています。
始めは軽い咳だったのが、徐々に激しくなってなり、嘔吐や呼吸困難などにつながることもあります。
夜になると特に咳がひどくなします。
予防接種で予防できるし、多くの抗菌薬が有効なのですが、赤ちゃんが罹ると怖い病気です。

5)肺炎
風邪の次に疑われる確率が高いのが肺炎ですよね。肺炎は、急な悪寒、高熱、咳や痰が主な症状です。
持病がある人・免疫力が低下している人・高齢者が罹ると、重症化するので注意が必要です。

肺炎には、以下の種類があります。

・細菌性肺炎→細菌が原因で、肺に急性の炎症を起こす肺炎。
・マイコプラズマ肺炎→病原体の一つである、マイコプラズマに感染して起こる、呼吸器系の感染症
・クラミジア肺炎→病原体の一つであるクラミジアトラコマティス・クラミジアニューモニアによって起こる肺炎
・ウィルス性肺炎→ウィルスの感染によって起きる肺炎

軽いものだと、通院して抗生物質の投与し、一週間くらい安静にしていれば治ります。

6)結核
結核は、結核菌という細菌に感染する病気です。
発熱・倦怠感・食欲不振・咳・痰・血痰・胸痛などが主な症状ですが、初期は、風邪の症状に似ています。昔は不治の病とされていましたが、今は、ちゃんと治療すれば治る病気です。
ただ、治療が遅れると、呼吸機能障害などの子衣装が残る場合もあるので、早期発見・早期治療が大切になってきます。

7)胃食道逆流性
胃の内容物が逆流する病気です。薬で治ります。

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8)副鼻腔気管支症候群
慢性気管支炎やびまん性汎細気管支炎などの慢性下気道感染に、慢性副鼻腔炎を合併した病気です。
主な症状に、濃くて粘りのある黄色い鼻汁、鼻づまり、嗅覚障害、咳、痰、発熱があります。薬を飲んで治療しますが、長いと2年くらい薬を飲み続けることに…
風邪をひくと重症化するので十分気を付けてください。

9)アトピー咳嗽(がいそう)
喉がイガイガして、ゼーゼー・ヒューヒューしない、呼吸困難も起こらない病気です。1か月以上も咳が続きます。
原因はカビか?と言われていますが、はっきりしておらず、実際には100%これだという原因は不明のままです。

他にも、アレルギーによって咳が出たり、ストレスで咳が出ることもあります。
咳があまりにも長引くときは、これらの病気も疑って、早めに受診してください。

咳が止まらない時、病院に行くタイミングは?何科に行く?

子どもの場合、以下の症状が起こった時はすぐに病院に行きましょう

・食べ物も水分も受け付けない
・十分な睡眠がとれない
・ぐったりしている

また、これらの症状が出ていなくても

・いつもとは違う音の咳をしているとき(ケンケンというような乾いた咳)
・息をするたびゼイゼイ・ヒューヒューと言う音がする。
・咳が一週間以上続く

こういう症状が出てきたら、気管支炎や肺炎などの、他の原因があるかもしれないので、すぐに病院で診てもらってください。

その時は、まずかかりつけの小児科で診てもらうといいでしょう。それ相応の規模の小児科であればたいてい対処してもらえます。
もちろん大きな病院(大学病院や総合病院)に行けばもっといろいろ揃っていて安心ですはありますが、筆者の経験上、乳幼児の場合、待ち時間が長すぎて症状が更に悪化してしまったり、他の病気をもらってしまったりといったリスクもある点も考慮しましょう。
症状に応じて病院を上手に選択してください。

尚、大人の場合は、あきらかにいつもと違う感じの時は、予め大きな病院に行って判断してもらうほうがいいかもしれません。
というのは、喘息であれば「呼吸器科」や「アレルギー科」へ行くべきですし、副鼻腔気管支症候群であれば「咽喉科」と専門の科が細かく別れます。なので、子供とは違い、長い時間待っていられる大人は、予め大きな病院で診てもらうほうが賢明です。

咳が止まらない時に楽になる方法は?

咳が出ると、睡眠が十分にとれなかったり、腹筋が痛くなったり、とにかく辛いですよね?
そんなときの対処法をこれからお話ししたいと思います。

・部屋の乾燥を防ぐ
部屋の換気をしたり、加湿器を置いたり、濡れたタオルや洗濯物を室内干したりしましょう。

・スプーン1杯のはちみつを飲む
アメリカでは、「はちみつが咳に効く」という研究結果も出ています。
はちみつだけでは食べにくいという人は、紅茶や牛乳に混ぜてもOK。また、生姜湯も咳に効果があります。
ちなみに冷たい飲み物はかえって咳が出てしまうので、ホットで飲むようにしましょう。

・のど飴を舐める
筆者の場合、のど飴が苦手でふつうの飴を舐めてみたところ比較的楽になりました。のど飴が苦手な人は、普通の飴で試してみるといいでしょう。

・マスクをする
起きているときはもちろん、寝るときにもマスクをすると、水分の蒸発を防ぐことができるので、咳に効果的です。

・咳に効くツボをマッサージする
天突と言う、鎖骨と鎖骨の間のくぼんだ部分(喉仏の下辺り)が、咳に効くツボです。
強すぎないように、3秒くらい押したら一度離しましょう。

ぜひ試してみてくださいね!

さいごに

咳と言っても原因は様々だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。どうせ風邪だしすぐ良くなるよ、と放置していたら実は怖い病気だった・・・ということも起こらないわけではありません。気になることがあれば、すぐに病院で診てもらいましょう。

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